僕が 小学校2年生 だった ある日 の事、 親戚の 2こ上の 女の子と 彼女の家から
僕の家までの 道のりを 自転車で 競争しようという話になった。
彼女の家が 集落の 頂上付近に 位置していた為、 下の方にある 僕の家までの
コースは ひたすら 下りの ダウンヒル。
「ヨーイ、スタート」 の 声と共に 彼女が先に飛び出す。
僕も必死に後を追う。距離を詰めたい僕は勝負に出た。
この先に待ち受ける 左カーブでブレーキを遅らせ、イン を付く作戦だ。
しかし、 結果は あえなく 失敗。
左側にある 建物の ブロック塀に 頭から 突っ込んだ。
ノーヘルメット だった為、 頭は ガンガン うずき 出血も あったが それでも何とか
我が家 に たどり 着いた。
たまたま母親が居たので 傷口を見せる。
僕は傷を自分で確認出来ない為、「大丈夫?」 「大丈夫?」 「バカになってない?」
「1+1=2 大丈夫 バカになってない」 などと 言いながら 病院に運ばれた。
そしてメロンに被せるネットのような物を1カ月ほど頭に付けさせられる事になり
とっても 恥ずかしい思いをした。 あの 事故が なければ・・・
僕が もっと賢く なっていた のかは 今となっては 誰に分からない 謎であるが・・・
ただ一つ言える事は、自転車・バイクに乗る時は必ずヘルメットを被りましょう。
それだけである。
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