突然、電話が 鳴らなければ 寒い夜に 外に出る事は無かったのに・・・
空気は 澄んでいて 空を見上げれば 満天の星空が広がっている。
すると 今まで見た事の無い 大きくて綺麗な 流れ星 が 南の空から
北の方角 へと 物凄いスピードで 流れて 消えた。
こうして ゆっくり 夜空を眺めるのも 流れ星を見たのも 7年ぶり
ぐらいで あろうか?。 時代の速い波に流されて 日々、もがき苦しみ
こんな 綺麗な景色さえ 見る余裕が無い。 そんな時代を 誰もが必死に
生きております。 生きている事が 当たり前だと 思い お墓参り の 時、
ぐらいしか 会う事の 無かった お祖母ちゃん。 昔は 家 (実家) にも
よく 泊まりに 来てたのに・・・ 先程の 綺麗な 流れ星 に 乗って 皆の
手の届かない場所に 行ってしまった。
うちの家族は 誰も 最後を看取る事は 出来なかったけど、
健さんは 両親の 身支度を待つ間に お祖母ちゃんの 最後を 看取った
気分になった。 この後、お祖母ちゃんが 無言の帰宅をする親戚の家へ
向かった。悲しい事だけど・・・ 神秘的で ちょっぴり不思議な 体験でした。
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