おばちゃん先生、この言葉を聞くと 健さんが住んでいる地域の同じ世代は
口をそろえて 怖かった と言います。 健さんが 子供の頃の話ですから
保育園に3年、幼稚園に3年 行ってから 小学校に上がる と言う 流れが
当たり前だった頃の話。(今は、保育園に6年間通わす人も多いのかな?)
大抵の子供は、年齢が大きい 幼稚園の記憶の方が よく覚えている ハズ
なんだけど・・・ 健さんの住んでる地域では、保育園のインパクトが 強烈!
過ぎて 幼稚園の記憶と言えば 「肝油ドロップ」 と 「キンダーブック」 ぐらい
しか 覚えていない程、トラウマ と言うか 心にダメージを受けた 保育園の
記憶ばかり思い出す子が多いのです。 現在もやっている 個人経営の
保育園の先代の経営者が おばちゃん先生であります。(もう亡くなられた)
ワンマン経営で 人気は、無かったと思われますが 昔は、他所の地域の
保育園に送って行くと言う感覚が無かったのか 誰に聞いても 怖かった と
言う 鬼が経営する保育園に この辺りの子達は、預けられておりました。
鬼に気に入られた子供の特典は、昼食が主に パン食 でしたので
業者が持って来る チョコ ・ クリーム ・ メロン ・ あん ・ ジャム 5種類の
味のパンの中から 好きなパンを 早く選ぶ事が出来ると言うモノでした。
当然、一番人気は チョコ!。 人気が無いのが 普通に自分家でも食ってる
ジャム(イチゴジャム)。 健さん、ジャム ばっか!。
食べ物の恨みは 恐ろしい。 お昼寝の時間に 目を開けているのを
おばちゃん先生に見つかると いつまでも外部に接する廊下に立たされた。
極めつけは、おばちゃん先生の部屋 か 階段下の真っ暗な 物入 行き。
とにかく 怖かった。家が自営業で 迎えがいつも最後だった人が言ってた。
帰り際に 教室を毎日、掃除するので 真冬でも 教室から追い出されて
外部に接する廊下で 待たされていた と・・・ 2歳~3歳の頃、多くの子供が
理不尽な思いを しておりました。 この事が原因かは?わかりませんが・・・
知っている子、数名が 心の病 に 掛っており 1人の子は、親に20歳を
過ぎて 「おばちゃん先生から 昔、凄い仕打ちを受けて辛かった」、と
告白したと 聞きました。 まあ 遅いんだけどね~ どの子も 小声で喋る
タイプなんで 告げ口 しないから 特に酷い扱いを受けていたと思われます。
健さんは チョコパンの恨みだけで本当に良かったと今は、思っております。
我が子、2人は 他所の保育園に行かせたのは 言うまでも無い。 終~了。
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